お金がないときの緊急手段として「口座売買」を考えていませんか?

チョット待ってください!
たくみな手段で魔の手は忍びよってきます。

犯罪に手を染める前に「口座売買」の危険性を認識してください。

口座売買とは何か?

そもそも売買とは

「口座売買」の定義を知りましょう。
銀行口座を他人に売り渡す行為を指します。

「口座売買」は違法行為であり、買い取り側のみならず売る側も摘発対象です。
じゅうぶん注意してください。

口座を買う人の目的は?

売買取引された口座は間違いなく犯罪行為に利用されます。
「振り込め詐欺」や「おれおれ詐欺」などの特殊詐欺事件が代表例ですね。

警視庁がまとめた特殊詐欺事件の認知件数は約1万7千件、被害額は300億円超(2019年)でした。

犯罪者集団は「買取口座」を通じて金銭を入手しているのです。

口座売買の相場はいくら?

「#口座売買」とツイッターにいれれば、ビックリする量の結果が表示されます。


だいたい2~4万円くらいが口座の買い取り相場。
情報収集をすればお分かりでしょう。

口座を売るとどうなる?犯罪?即逮捕?

実際に売るとどうなる?

では、実際に口座を売ってしまうとどうなるのでしょうか?

「ゆうちょ銀行」ホームページでは「口座売買」に対する警鐘を鳴らしています。
具体例を列記しましょう。

口座売買の具体例
  • 通帳やキャッシュカードの譲渡・販売
  • 他人になりすました口座開設
  • キャッシュカードの譲渡行為
  • なりすまし目的を知ったうえでの通帳やキャッシュカード売り渡し行為

これらはすべて犯罪です。
犯罪行為に対する量刑について、つぎの項目で詳しく解説しましょう。

1.口座売買は犯罪!逮捕されることも

逮捕されることも十分ある

「口座売買」は紛れもなく犯罪です。
最悪の場合は逮捕されるでしょう。

問われる罪は2種類。
ひとつは「詐欺罪」に該当します。
これは刑法246条1項に記されており、10年以下の懲役が科されることに。

もうひとつは「犯罪収益移転防止法違反」です。
自分名義もしくは他人名義口座を譲渡する行為を指しており、違反をすると1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金となります。

初犯や自首した場合には後者が適応される傾向ですが、悪質な場合は「詐欺罪」適応となるでしょう。

口座売買で捕まる確率や時効は?

「口座売買」はかなり高い確率で捕まると考えてください。
逆の言い方をすれば「不起訴」となる確率はかなり低いでしょう。

「口座売ったけど捕まらなかった」などとする情報はウソ。
日本の警察組織は優秀です。
内偵捜査による着実な検挙実績が報告されています。

ただし、金融会社へ担保としての「銀行口座預け」は例外です。
このような場合は「厳重注意」で済むようですね……。

それから「口座売買」による罪の時効について。
刑罰全体に時効が設定されており「口座売買」刑罰も例外ではありません。

「詐欺罪」ならば7年の時効。
「犯罪収益移転防止法違反」なら3年が時効となります。

時効カウントは口座売却の時点からです。
つまり口座を売買して上記の年数を経れば刑事罰に問われないこととなります。

ただし時効を待つのはつらいもの。
出来心で「口座売買」に手を染めてしまったなら、いっそのこと自首を選んでみませんか?
自首をして初犯であるならば20~30万円程度の罰金ですませられますよ。
(しっかりと反省していることが条件です)

2.口座を凍結される

「口座売買」の恐ろしさは刑事罰にとどまりません。
金融犯罪に対する処罰は「口座凍結」へと発展するからです。

「口座凍結」は凍結リストにより実行され、該当口座のみならずすべての所持口座が凍結されます。

こうなると保有資産(生活資金)が運用できなくなり、生活維持すら難しくなることに。
一般的には犯罪解決をみないと凍結解除はむずかしいとされます。

どうしても口座凍結を解きたい場合には有能な弁護士に手助けしてもらうしか方法がありません。
個人で「口座凍結解除要請書」提出しても効果がないようです。

実際に口座売買をした人の体験談

実際に売買した人の体験談

生活苦や遊興費目的で「口座売買」に手を染めてしまう若者が後を絶ちません。
しかし、事後は悲惨な結果が待ち受けます。

ある体験談では、出来心による「口座売買」が人生の破滅を迎えた、としているのです。
売買口座はほぼ間違いなく犯罪に利用されます。

捜査線上に浮かぶのは自分名義の「銀行口座」。
当然ながら警察の事情聴取を受けることとなります。
これだけでも大きな苦痛となるでしょう。

しかも、立件され所定の刑罰を受ければ終わり、とはなりません。
前述しましたが「口座凍結」の憂き目に逢うのです。

体験談で多くよせられるのが「口座凍結」の辛さ。
想像してください。
銀行などの金融機関を使えない状況を。

まともな生活を送ることはできません。
就職にも大きく響きます。
給与振り込みに銀行を使えないような人をどこの会社が雇ってくれるでしょうか?

新たな口座開設の道も絶たれますから「口座売買」による代償はあまりにも大きいと言わざるを得ません。

口座売買はどこで取引されている?

口座はどこで取引されている?

はたして「口座売買」はどのように取引きされるものでしょうか?
さまざまな事例を解説します。

1.SNSの「#口座売買」やネット掲示板

Twitterで「#口座売買」と入力すれば、さまざまな情報が表示されます。
列記しましょう。

Twitterで募集されている内容
  • 口座売ります。りそな
  • 困っている人へ。2万くらい
  • ゆうちょ、イオン、三井住友 買取強化中
  • お困りの方いましたら買取します
  • 地方から都銀、なんでも構いません

など……。

絶対に応じてはいけません。
誘惑を振り払ってください。

2.口座売買のサイトや求人サイト

問題が表面化しているにもかかわらず、「口座売買」サイトが存在します。
また求人サイトを利用して違法なオファーが掲載されているのです。

これらを列記しましょう。

口座売買サイトでの書き込み
  • 不要口座買います。即金可能
  • 休眠口座はありませんか?再利用します
  • グレーなお仕事あります。すぐにお支払い
  • わずか10分で数万円稼げるなど……。

興味を示すと、言葉巧みに悪質な犯罪集団が近寄ってきます。
再度申し上げますが、「口座売買」は犯罪行為に加担することとなるのです。

3.闇金

生活苦から「闇金」を利用してしまった……。
待っているのは厳しい取り立てです。

しかも相手の目的は元金の取り立てではありません。
資産の「根こそぎ略奪」が目的です。

そして、お金がないとなれば「銀行口座」に目を付けられます。
「お金がないなら銀行口座を渡せ!」
強引に迫られるでしょう。

乱暴な方法で取り立てられ、まともな判断もできないまま「銀行口座」を渡してしまう……。
そのあと口座は犯罪に使われることに。
名義はあくまであなたのものです。

「闇金」利用の代償は大きいでしょう。
詐欺被害者からすれば、安易な「口座売買」が恨めしいはず。
軽い気持ちは禁物ですよ。

すでに口座売買をしてしまったら?言い訳できる?

すでに売買してしまっていたら?

「口座売買に応じてしまった!」
今回の記事を読み進めて焦る気持ちは分かります。

「自分は悪質な業者にだまされただけ」
「運が悪かった」
このように考えていませんか?

「口座売買」の犯罪を「知らなかった」では済まされません。
所定の刑罰を覚悟しなければならないのです。

少しでも量刑を軽くしたいなら「自首」を考えてください。
前述しましたが「初犯」かつ「自首」をすれば裁判官の心象を良くできます。

そこで反省の弁を述べるように。
言い訳は見苦しいですよ……。

口座売買以外でお金を作る方法は?

売買以外でお金を作るには

「口座売買」は犯罪に加担する行為です。
お金に困っているなら他の方法を考えてください。
代表的な方法をレクチャーしましょう。

1.カードローンでお金を借りる

「カードローン」とは金融機関による個人向け融資サービスを指します。
メリットは無担保で借入が可能な点にあるでしょう。

保証人の必要がなく融資枠内で自由に利用可能となります。
ただし審査をパスしなければサービスを受けられません。

注意してほしいのは金利が高い点。
一般的な銀行融資と比較して高金利となります。

それから「カードローン」には消費者金融系と銀行系の2種類が存在します。
消費者金融系のほうが審査スピードにメリットを有します。
いっぽう銀行系は金利の点で有利でしょう。

いずれも、過去に金融事故を起こしている場合には「カードローン」利用ができません。

2.クレジットカードで現金化する

現金化なら利用者急増中

近年注目されているのが「クレジットカード現金化」。
付帯するショッピング枠の現金化は、合法かつスマートな方法としてオススメです。

この方法は金融となりませんから、金融ブラックであってもショッピング枠が使えればOK。
クレジットカードの有効な活用法として利用者が急増中です。

3.家族や友人を頼る

「どうしても早急に現金が必要だ!」
頼りになるのは家族や友人でしょう。

関係性によりますが、確実に現金入手できますね。
ただし「親しき中にも礼儀あり」です。
必ず借用書を準備してください。

口約束による貸し借りは禁物。
トラブルの元ですよ。

また、期限内の返済が常識です。
もし返済トラブルを起こしたら、関係性に重大な影響が及ぶことに。

親子の縁であっても切れてしまう可能性があります。
軽く考えてはいけません。

まとめ:口座売買は犯罪!どんなにお金に困っても絶対に売ってはダメ

売買は絶対にNG!

「口座売買」の危険性を解説しました。
どのような感想をお持ちになりましたか?

SNSや掲示板などで「口座売買」が気軽に表示されています。
そのため、犯罪への感度が鈍るかもしれません。

カンタンに現金入手できた、とする情報もウェブ上で見かけます。
しかし、ことの顛末(てんまつ)は重大です。

「口座売買」に一度手を染めてしまうと、犯罪者集団は骨の髄までしゃぶりついてきます。
弱みにつけこんで「さらなる要求」や「甘い提示」がなされるのです。

売買口座は犯罪に100%利用されることを忘れないでください。
安全に現金を入手したいなら「クレジットカード現金化」を選びましょう。
セーフティに換金できますよ。

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